Webクリエイティブコラム

コンバージョンって結局なに? ─ 打ち合わせでよく聞くWeb用語⑥
コンバージョンって結局なに? ─ 打ち合わせでよく聞くWeb用語⑥
2025.08.26

コンバージョンって結局なに? ─ 打ち合わせでよく聞くWeb用語⑥

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「コンバージョンを増やすためには」 

「CVR(率)が下がってますね」 


そんな会話が当たり前のように出てくるマーケティング業界。 でも、“コンバージョン(CV)”という言葉の意味を、なんとなくで理解していませんか? 
今回は、「コンバージョンってなに?」を改めて整理します。 

 

 

コンバージョン(CV)とは? 

コンバージョン=Conversion(コンバージョン) 
 直訳すると「変換」「転換」ですが、Webマーケティングにおいては「最終的に達成したい目的(成果)」を指します。

 
たとえば、商品購入、資料請求、メールマガジン登録、お問い合わせフォームの送信… 
これらの行動を、ユーザーが“実際に起こす”ことを「コンバージョン」と言います。 
 
 

コンバージョンは1つじゃない

「コンバージョン=購入」と思われがちですが、実は目的によって異なります。 

  • 採用サイトであれば「応募」 
  • セミナー告知ページなら「申し込み」 
  • BtoBサイトなら「資料DL」や「商談予約」など 

「なにを成果とみなすか」を事前に決めておくことがとても重要です。 
 
 

CVR(コンバージョン率)って?

CVR=Conversion Rate(コンバージョン率) 
ページを訪れた人のうち、どのくらいが成果(CV)に至ったかを示す指標です。 
たとえば100人がサイトを訪れて、3人が購入したらCVRは3%。 
この数値を上げることが、Webマーケティングでは大きな目標となります。 
 
 

シルバーアイの業務では?

シルバーアイが手がけるWebサイトやLP制作、広告提案などでは、「CV設計」「CV改善」が必ず議題にあがります。 


実際の打ち合わせではこんな表現が登場します。
「このサイトでのCVは“お問い合わせ”とします」 
「CTAの位置を見直してCVRを改善しましょう」 
「CVポイントが複数ある場合は、優先順位を決めましょう」 
どの成果を“ゴール”とするかの認識合わせが、最初の一歩です。 

 

よくある誤解

「コンバージョンが少ない=失敗」と決めつけるのは早計です。 
認知段階のユーザーに対して、いきなり購入や問い合わせをCVにするのはハードルが高いもの。 ページ閲覧や動画再生といった“小さな成果”をCVとして段階的に追うことも大切です。 
また、「ゴールは1つだけ」と思い込まず、複数のCVを設計するのもよくある手法です。 
 
 

おわりに

コンバージョンとは、ただの数字ではなく、ユーザーとの“接点のゴール”を意味します。 Webサイトや広告を正しく評価するには、まず「この施策のCVはなにか?」を明確にすることが欠かせません。 

 

次回は「タグってどういう意味で使ってるの?」を予定しています。お楽しみに!

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